午前七時、アラームで目を覚ます。このところ毎朝床に落ちていた布団が、今朝はしっかりとからだに巻き付いていた。カーテンを開けようとのばした腕が布団の外側に触れて、しんと冷えた布の感触に意識がひっぱりあげられた。ひっこめた腕が今度はあたたかな…
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