月報

記録:2024-Mar

本 森山至貴×能町みね子『慣れろ、おちょくれ、踏み外せ 性と身体をめぐるクィアな対話』 佐々木隆治『カール・マルクス ー「資本主義」と闘った社会思想家』 レイ・ブラッドベリ『二人がここにいる不思議』 平山夢明『ダイナー』 梨木香歩『家守綺譚』 沢木…

記録:2024-Feb

本 フィツジェラルド短編集 フィッツジェラルドの書く世界って全然共感も想像もできなくておもしろい。おもに奴隷制へのスタンスの違いから南北戦争が起きたこととか、知識としては知っていても、私の中でアメリカってアメリカだったけど、南部と北部の空気…

記録:2024-Jan

なんだか突然本と映画がするする入ってくるようになって、なんなんだ!と戸惑いながら楽しんでいる。 本 斎藤幸平 『ゼロからの『資本論』』 自分のやっている仕事がクソだと喝破されてしまって、正直めちゃくちゃ落ち込んでいる。わかっていたことだったけ…

記録:2023-Aug / Sep / Oct / Nov

9月頃からすこし仕事が忙しくなったのもあいまって、とても月報とはいえない頻度の更新になってしまった……。あいかわらず今年は全然本が読めていなくて悲しい。まあでも映画はやはり連れのおかげでよく観ている。 舞台・コンサート アイドリッシュセブン VIS…

記録:2023-May / June / July

しばらく振り返れずにいるうちにずいぶん時間が経ってしまった。何もできていないような気がしていたけど、本と漫画が全然読めていないだけで、映画と舞台はけっこう見てるのかも。数はさておき、鑑賞体験の質があがっている気がするのは嬉しい、とくにムビ…

記録:2023-April

薄ミュがあったうえに出張が入ったり突然仕事が忙しくなったりで、なかなかしんどい月でした。本が全然読めていない。 本 司馬遼太郎『胡蝶の夢(一)』 『薄桜鬼』にもちらりと登場する幕末の御典医、蘭学者の松本良順とその弟子、島倉伊之助の物語。全3巻の…

記録:2023-Mar

記録 本 小川洋子『薬指の標本』 美しい文章だったけど、標本技術士って確定申告してんのかなとか、空の浴槽に身を横たえたらタイルが冷たくてつらそうだなとか、余計なほうに思考が逸れてしまって申し訳なくなった。最近お金のことばっかり考えてるからこう…

記録:2023-Feb

記録 本 コナン・ドイル『緋色の研究』『四つの署名』 延原謙 訳(新潮文庫) モリミュから憂モリに落ちて、これは読まないわけにはいかないだろうということで。複数の出版社から出ているが、装丁がかわいかったので新潮文庫にした。すごくおもしろい。漫画…

記録:2023-Jan

記録 本 カナファーニー『太陽の男たち/ハイファに戻って』水島治郎『ポピュリズムとは何か - 民主主義の敵か、改革の希望か』山村竜也『幕末志士の京都グルメ日記 「伊庭八郎征西日記」を読む』 漫画 憂国のモリアーティ 7~15巻 アニメ 魔道祖師 完結編 1…

記録:2022-Dec

やっつけ12月記録。年が終わる。 本 マキノノゾミ『東京原子核クラブ』 久保田さんが出演していた舞台のDVDが届いたので、その予習のために読んだ。やっぱり好きな戯曲。 町田明広『攘夷の幕末史』 尊王攘夷VS公武合体という従来唱えられてきた対比は適切で…

記録:2022-Nov

何ひとつ追いついていない!!!十一月は何をしてたのだか記憶が薄い。人によく会って消耗していたからか、本やアニメのたぐいはほとんど読め/観られていない。 本 カレル・チャペック『山椒魚戦争』 友人に貸してもらったシリーズ、四冊目。みずからが促進…

記録:2022-Oct

仕事は忙しくないけど生活が忙しい。感想が全然書けていないけど、そうこうするうちに11月も終わるのでまたまた10月のまとめを今さら。 本 マイケル・サンデル『これからの正義の話をしよう』 ここ数ヶ月哲学の入門書を読み漁っていたおかげで刻み込まれた知…

記録:2022-Sep

もう11月だというのに、9月の記録を書いている。 本 アチェベ『崩れゆく絆』 友人に借りた。ものっすごく良かった。ぐるぐるしていてまだ言葉にならないけど、自分の中でずっとある「先進的」な価値観の信仰の欺瞞性に対する違和感が強化された作品だった。…

記録:2022-August

9月も終わりに近づいてきているけど、8月のまとめ。もっといろいろ書きたかったことも考えたかったこともあるけど、そうしているうちにお蔵入りしそうなので泣く泣く切り上げた。 本 レイ・ブラッドベリ『十月の旅人』 『火星年代記』、『華氏451度』に続い…

記録:2022-July

感想はそのうち追記するかもしれないし、しないかもしれない。 本 三野正洋『ほんとうにわかりやすいベトナム戦争 超大国を揺るがせた十五年戦争の全貌』 開高健『ベトナム戦記』 ニック・タース『動くものはすべて殺せ』 この三つはミュージカル『ミス・サ…

記録:2022-June

ちょっと詰め込みすぎた。どう考えても過食状態だったし、きちんと味わえているのかも怪しい。でも、今の自分が出会うべくして出会う作品ばかりだったような気がする。ノートルダムの鐘と、陳情令と、美しい彼が今月のハイライト。来月はもうすこし落ち着い…

記録:2022-May

本 連休あるからたくさん読めるはず!と図書館で大量に借りたものは連休中にはほとんど読みきれなかったものの、中旬あたりから突然本がものすごく読めるモードに突入してけっこういろいろ読んだ。 青崎有吾『ノッキンオン・ロックドドア』 直前にゲーテの『…

記録:2022-Apr

本 アーシュラ・K・ル=グウィン『ラウィーニア』 ここ一年以上熱を上げているソシャゲ「魔法使いの約束」のキャラクターのなかに、ファウスト・ラウィーニアという人がいる。まほやくのキャラクターはファーストネームの由来になった作品がそれぞれあると言…

記録:2022-Mar

3月、なんだか地に足がつかないまま過ぎていったような気がする。日記はそれなりにつけていたのに、記憶をたどってみたときに霞がかかっているみたいだ。この感覚が私は嫌い。自分が生きていることを忘れたくない。記録。 本 長野まゆみ『野ばら』 自分が絵…

記録:2022-Feb

読書は先月ほどしなかったけれど、私にしてはめずらしく映画をよく観た月だった。明日から三月だって?勘弁してよ。 ■書籍 上橋菜穂子『鹿の王』2・3・4巻 この人の創りだす世界にあこがれて、架空の国や民族や食べ物を考え出しては名前をつけてばかりいた時…

記録:2022-Jan

今月は仕事が暇だったのもあってよく本を読んだけど、読めば読むほど迷宮入りしていく感じがあって途方に暮れている。たぶん読み続ける以外に解はないので、引き続き読めるときには読んでいきたい。感想をぜんぶ書くのは諦めた。漫画も私にしてはかなり読ん…

記録:2021-4Q

毎月書くのはしんどいからと四半期ごとにまとめることにしたのだったが、自分でも予想だにしないペースでいろいろ楽しめてしまって、これならやっぱり頻度を上げて小出しにしたほうがいいかもしれない。10月から12月の記録。 ■書籍 □岡田淳『こそあどの森の…

記録:2021-3Q

■書籍 尹 雄大『さよなら、男社会』 平田オリザ『演劇入門』 桜木紫乃『風葬』 岡田淳『こそあどの森の物語』シリーズ 『ふしぎな木の実の料理法』 『まよなかの魔女の秘密』 『森のなかの海賊船』 『ユメミザクラの木の下で』 『ミュージカルスパイス』 ■漫…

記録:2021-2Q (2)

さすがに触れたものすべてについて感じたことや考えたことを記録しておくのは無理だと悟り、純粋な記録の試みへと早々に方向転換した。つぶやいていたのをそのまま貼っただけの感想がほとんど。五月、六月の記録。 ■書籍 長野まゆみ『メルカトル』 好井裕明…

記録:2021-2Q (1)

映像作品はfilmarks、本と漫画はブクログでそれぞれ雑多に記録を残してきたけれど、どうにも自分を分割する感覚があまり愉快ではなくて、ひとところにまとめたいという気持ちが強くなりつつあったので、思い切ってブログに残す試みをしてみようと思う。感想…