2018-01-01から1年間の記事一覧

生命活動記録総集編2018

2018年があと4時間で終わる。数年ぶりに紅白をいちばん最初から見ているけど、知らないアーティストばかりで、いかに自分が日本の音楽シーンから遠ざかっていたかを感じてすこし面白い。今年の夏、みんながこぞって平成最後ってハッシュタグをつかっているの…

正当な痛み

10年ぶりに自傷行為をした。この10年間も、波はあったけど衝動がゼロになったことはなくて、ただ時間が痛みを忘れさせていくうちに怖さの方が勝って、せいぜいカッターを持つところまでだった。やってみたら案外痛くなかった。全然。なんだ、そんなもんか、…

ぎりぎり、だめな方

ぎりぎりのところにいる。ぎりぎり、だめな方。暇だった一年目がうそのように、仕事が、それはもうめちゃくちゃにしんどい。ニュースで残業が80時間とかって耳にしていて、一体どんな地獄なんだろうと思っていたけど、毎日4時間くらいの残業なんて簡単に超え…

BTS LOVE YOURSELF参戦記

友達に誘ってもらって、BTSのコンサートに行った。彼らのことを私はあまりよく知らない。好きな曲もたくさんあるのだけど、近づきすぎてしまうときっとしんどいだろうなと思っているから、意図的に距離を置いている。とくに最近は、ちらほらと流れてくるもの…

したたか

昨日、たまたまテレビをつけたら、売れっ子脚本家の密着番組をやっていた。仕事は終わっていなかったのに、つい見てしまった。他人の創作過程を垣間見る機会はそうないから、こういうのはつい興味をひかれてしまう。だけど見るほどに悔しさの方が募った。ど…

おめでとう

高校時代の親友の誕生日だ。めっきり連絡をとらなくなってしまった今でも、こういうのは忘れないらしい。もう、彼が親友という言葉を聞いて思い浮かべる相手は私じゃないんだろう。あの時は変わらないと信じていたものは、こんなにも簡単に別れてしまう。誕…

恋の翼を失ったので

恋とよぶにはいささか未熟な感情を、この数ヶ月ずっとひそかに抱いている。でも、その人との関係性に発展を望んでいるわけではない。望まない、といったら嘘になってしまうけれど、多くを望まずに今の関係を続けることの方が幸せなんだろうと思っている。他…

181012

いつだって週末は待ち遠しいけれど、今日はとくに嬉しく感じる。 退社したのはいつもより少し遅めだったけれど、もうご飯を自分で用意しなくてもいいことにしたから、少し気は楽だった。明日は休みだから帰りが遅くなっても困らないし、浮いた時間を何に使お…

181011

疲れた。あと一日会社に行けば休みだけど、なんだかとても疲弊している。早く寝たほうが良いのはわかっているのに、体力ではない何かを癒したくてミルクティーを淹れた。 生きるって決めて、でもそんなに今までと変わることがあるわけじゃないだろうと思って…

181007 / 08

今日こそは文章を書くぞ、と意気込むのに、なんでかいまひとつ気持ちが乗らなくて断片ばかり量産してしまう時期というのはちょくちょくあって、この一週間はずっとそんな感じだった。帰りの飛行機は宇多田ヒカルがいかに天才であるかについて考えていたら終…

未来をひきうける

また立ち上がれなくなった。さっきスーパーで買ってきた挽肉、まだ冷蔵庫に入れていないのに。でも、いつもみたいに気分が落ち込んでいることから来る無力感じゃない。ただ、自分の中に起きた変化の大きさに、呆然と立ち竦んでいる。 これまでにも何度もこの…

190930

眠れない。全然、眠れない。台風のせいではない。風の音なんてこれっぽっちも耳に入ってこないほどに、好きな人の歌声で神経が支配されているみたいだ。 台風がもたらす低気圧とか、軽い風邪とか、生理前のホルモンバランスとか、そういうものがもたらす鬱屈…

180929

ひとり孫である私は、祖母の希望の星である。血の繋がりがあるとはいえ他人の希望を背負うなんて重たくて嫌なのだけど、祖母はたぶん私のことを世界一賢くて美しくて強い女か何かだと思っているので、もはやそれは私ではない。だから、適当に良い話ばかり、…

180926

仕事のことをずっと考えている。いっそお金のためと割り切りたいけれど、その覚悟はまだ出来ていない。起きている時間の半分近くを死んだように過ごす覚悟なんか、そう簡単にできるわけがない。かと言って、どうすれば楽しいと思えるのかもわからない。先輩…

180925

随分と冷え込むようになってきた。それでもまだコートを着るほどでもない気がしていたけれど、今朝は会社までの道を歩いていたら団栗が落ちているのを見つけたから、そろそろ着てもいいかもしれない。帰りにスーパーに寄ったら、柿が並んでいた。前に祖母が…

180924

10時に目覚ましをかけていたが、起床したのは11時。目覚まし時計のアラームはしっかり切られていたから、どうやら寝ぼけて止めたらしいのだけど、さっぱり記憶がない。そんなにハードなスケジュールの旅ではなかったけれど、やはり日常と違うことをすると疲…

180923

8時に起床、しばらく硬いベッドで微睡む。共用スペースで朝食をとっていたらしい家族連れの声が賑やかだったおかげで、そこまで深い二度寝をすることはなかった。安宿の壁は薄いのだ。9時過ぎに毛布を抜け出し、共用スペースでテイクフリーになっているトー…

180922

夜の暗さよりも、朝の暗さが好きだ。明度にさしたる差はないのだろうけど、朝の闇はなんだか柔らかいと思う。あと数時間もしたら光に掻き消されてしまう切実さを伴った紺色の空が好きだ。でも、夜がとくべつに好きなわけではないし、夜に向かっていく夕暮れ…

180921

今月は、なんかすごく長い。もうとっくに月末の気分なのに、まだあと1週間あるのだという。それなのに、9月もあと1週間と聞くと、嘘みたいに早くも感じる。時間の感覚というのは変なものだ。今日は金曜日で、来週の月曜日は祝日だ。入社して、研修が終わって…

IDEAL CUT

終わった。終わってしまった。ぜんぶ、もう夢見ることしかできない、手の届かない思い出になってしまった。ねえ、寂しいよ。寂しくてたまらない。 5日間続いた夢から一夜明けた今日の仕事中、一緒に参戦した友人から写真が送られてきた。9月4日から昨日まで…

向日葵と鉄仮面

推し、という概念は難しい。ひとりの人を好きになるにも、色々な「推し方」がある。恋をする人もいる、親の目線で愛する人もいるし、信仰の対象にする人もいる。推しになりたいのだという人もいる。わたあめで作った雲にそっと浮かべてあげたい、と表現して…

閃光となれ

雨の日は好きだ。台風の日はいっとう好きだ。電車が運休になるかもしれないからと定時退社を促され、普段よりも早い時間に帰途につきながら、今日こそは文章を書こうと思った。日毎思うように言葉を紡げなくなっていく恐怖は、書くことでしか癒えないのを私…

鏡よ、鏡

過去の自分の文に憧れてばかりいる。もうこういう言葉は紡げないかもしれない。そんな焦燥感に襲われて、また1日が過ぎていく。すごく嫌だ。『アルジャーノンに花束を』の主人公チャーリイは、自分が衰えていくことを自覚していただろうか。自覚していたのな…

非実用的な生活を愛したい

働きはじめて7ヶ月が過ぎた。自分が成長していると思えない。飲み込みが早い、と上司たちは口をそろえて褒めてくれる。彼らが一体私の何を評価してくれているのか、私だけがわかっていない。私の話なのに。仕事が楽しくない。定時上がりとはいかないにしても…

日和見主義な卑怯者のブーメラントーク

久しぶりに前ブログからの移行。一昨年の11月、アメリカ大統領戦の頃に書いた文。 ◆◇◆ アメリカ大統領選。私の周りの大多数がそうだったように、私もまた、予想外の結果に落胆した側の一人だ。予想外、というのが正しいのか、今となってはわからない。「なん…

君の生まれた春に祝福を

昨年の大晦日にジノが出演していたミュージカル『オール・シュック・アップ』を観に行った時のことは少し前の記事で書いたが、実はあのあと、さらに2回観に行った。日帰りという強行スケジュールでの渡韓は我ながらどうかしていると思ったが、後悔しないこ…

書けない

書こうと思っていることはたくさんあるのに。書けない。何も出てこない。私を書くことに駆り立てていた、あの突き動かすような衝動は、一体どこに消えてしまったのだろうと思う。 書きたい、よりも、書かなくては、の方が強い。とてもよろしくない。書かなく…

愛に正しさなどあるものか

感情的になっている自覚はある。今、会社の昼休みだ。やらなくちゃいけないこともある。でも、どうしても書かずにはいられなかった。 見ず知らずの、とあるセブチファンの方の言葉がツイッターでたまたま流れてきた。セブチが大人になっていくことを寂しがる…

もういちど夢を見よう

よく、この時期にコンサートをやってくれたと思う。2月5日にカムバック、そこからコンサートまではわずか2週間ちょっと。音楽番組に日々出演する傍でこのコンサートの準備をしていたのかと思うと、想像を絶するようなスケジュールだ。 SEVENTEENというグルー…

1ダースの若さに捧ぐ

昼食後に椅子に座り通しでパソコンと睨めっこをしていれば眠くなるのが筋というもので、眠気覚ましにふらりとデスクを離れ、エレベータで30階分を落っこちてコンビニまで小さな逃避行をした。そのコンビニのフィナンシェが私のお気に入りで、今日もおやつに…