書き初め

午前十時ごろ起床。雑煮を食べて、午前中からあんず酒を飲む。午後は両親がそろってはまっているという『SPY×FAMILY』の一挙放送を流し見しつつ、手元のスマホではSMTOWNの映像を視聴しながらずっと年末の旅行記を書いていた。夜はおせち、母手製の鴨ロースと煮物など。

夜になってしばらく連れとやりとりをして、この人と年を越してみたかったなと思った。来年の私たちがどうなっているかわからないけど、今はあたりまえに思っている両親との年末年始も、案外永遠ではないのかもしれない。親と食事をして酒を飲む時間もそれなりに気に入っているけど。

昨日今日と文章を書きながらも思ったことだが、このところずっと記憶がふわふわとしていて、なんとなく不安だ。ほとんどずっと文章を書いて酒を飲んで何かを食べているだけで、これといって何もしていないとはいえ、そういうのではなく、もうすこし長いスパンでの話。思考がすべっているというか、感情の起伏が鈍くなっている気がする。自分が、何を感じ、何を考えていたのかが思い出せなくて嫌な感じ。

一年の計は元旦にあり、などというけれど、今年も、自分の存在をつなぎとめておくためにも書くことは継続したい。