今日も駅伝を見る。昨日それなりに快調だった青山学院大学は6区で不調だったようで、私が起きた頃には7位まで順位を落としていて驚いたが、9区になると、5人の集団をするすると抜いてまた3位まで浮上していった。ずっと集団で並走しながら3位争いをしていた5人の選手たちは相当神経を削られていることだろうが、見ているほうはおもしろい展開だった。スポーツは見るのもやるのも不得手なくせに、こればかりは見てしまうのは、ひとつにはこれを見ないと正月を迎えた気がしないからという惰性だが、身ひとつで走るということの明快さに惹かれているのもあるだろう。先日のサッカーのワールドカップを見ながら連れが言っていた「国を応援することには興味がない、ただ美しい攻撃が見たいんだ」という言葉の意味が今になってわかったような気がする。
出場校がすべて大手町でゴールしたのを見届けて実家をあとにした。帰宅したら、マンションのエレベータホールに、大家さんからの野菜のおすそわけが置いてあった。りっぱな白菜をひと玉と、大根をふたついただいた。夜は友人ふたりとおでん会の予定だったので、大根の片方はさっそくそれに使った。友人のひとりはあいにく体調を崩して来られず、映像通話をつないでセミオンライン飲み会を催した。ふたりとも、それぞれ長く交際していた相手と婚約したらしい。私も連れと長く一緒にいたいと今は思っているが、将来を約束するというのはやはり途方もないことに思える。
友人を見送ったあと、仕事を終えた連れが家に来た。見越して多めに作っておいたおでんをふるまった。今回は出汁をとって、下ごしらえもそれなりにしたが、労力に見合うだけの美味さにはなっていたと思う。
//
友人から「あなたは好きだと思う」と送られてきたSixTONESの映像を見る。ジャズ・ファンク調のワウが効いたちゃきちゃきカッティングギターは、たしかに大好物だ。友人が私の好みをよくわかっているのは嬉しいのだけど、私は彼女の好みをそこまで理解できている自信がないのでちょっと申し訳ない気持ちにもなる。
//
ユウトのインスタグラムの投稿に「変化の年」という言葉があってどきりとした。PENTAGONは今年契約更新をひかえているが、フイくんが退役するなりオーディション番組に出演したりしていて、不穏な雰囲気は拭えない。私なりに本格的に追いかけたグループのひとつであるだけに、どうなるのだろうというのは気にかかっている。どんな形であれ、私の唯一の歌手は歌い続けてくれると信じているけど。
