朝は起きられず、夢見も最悪で泣きながら目が覚めたうえ、起きぬけに友人から返信を催促されているのを見て、憂鬱な朝。気持ちいいまでの青空がうざったい。催促というと聞こえが悪くなってしまうけど、連絡を返していないのは、何をどう考えたところで私が悪い。個別で連絡をとるのが苦手だと、これまでもあちこちで表明し続けてきたし、それが「最低限の連絡以外してくるな」という牽制の働きをすることも意図している。友人たちに気を遣わせているだろうに、その最低限の連絡さえ返せないって、もう自分には人間とかかわる資格がないってことなんだろうなと思う。こうやってひとりで完結して線引きするのが悪癖だという自覚はあるけど、今その辺をうまく立ち回れる余裕がない。すべてをぶち壊して取り返しがつかないことになるくらいなら、距離を置くほうが被害がすくないだろう。最近ちょっと仲良くしてもらいすぎてちょっと怖くなっていたから、これくらいでいいのかも。人と近づきすぎるのは怖い。
死にたい、死にたいって思いながら、会議では明るく笑って冗談を飛ばしている。まあ、わりといつもどおりだ。今死んだら、全然そんなふうに見えなかったのに、どうして、とか好き勝手なことを言われるんでしょうねと思う。仕事はわりと集中したわりに、手応えというか満足感は薄い。何やってるんだっけ、という気持ちに駆られる。何を考えても思考の深度が浅く思えて、考えを整理しようとノートを開いたのに、けっきょく出てきたのは仕事のことじゃなくて死にてえの4文字だった。私があまりにため息をつくので、隣室から様子を見に来た連れにその文字を見られて、ペンで塗りつぶされる。夜は映画を見に行こうかと話していたけど、とてもそんな気分じゃなかったし、だいたい会議の時間的に最初からむりだった。それでも外に散歩には出よう、と連れ出されて、近所のスーパーまで買い物に行った。すっかり連れに感情ケアをさせることに甘んじるようになってしまった。私は何も返せていないのに。私の感覚ではこれくらいなら通常運転の範疇なのだが、たぶんけっこう心配させている。
昼は連れがマッシュルームとハム（ベーコンの代用）と玉ねぎの和風ペペロンチーノを作ってくれた。いい具合に辛くてめちゃくちゃおいしかった。夕食は、キムチ肉豆腐と、茗荷と大根の味噌汁、昨日の残りの鶏肉とほうれん草の塩糀炒め。味噌を変えたら味噌汁がかなり美味しくなった気がする。
食後はバーフバリを観た。音楽がいい。
