2024/3/2

10時にネイルの予約を入れていたのに、思いっきり寝坊して予約の時間に目を覚ました。慌ててサロンに電話をしたら、施術はしてくれるというので、身支度もそこそこに走って向かって、平謝りして施術してもらった。「会話をしたくない」という要望を尊重して最低限のやりとりのみで対応してくれて、技術もよくて、通い続けたいと思えるところなので、出禁になるような真似はしたくないものである。連れの希望で、桜らしい淡いピンクにしてみた。連れに尋ねると、自分では選ばないような色を選んでくれるので楽しい。

昼食は連れと一緒に食べて(昨日のプッタネスカの残りをうどんにアレンジした。プッタネスカはスパゲティのほうがいいと思った)、それからボランティアに行った。ボランティアのあとは、久しぶりに会う友人と食事。1軒目は貝の専門店で刺し身やらフライやら炒めものやらと日本酒を、2軒目はスペインバルでワインを楽しんだ。食事と酒の趣味と話が合う友人って、わりと世界のすべてみたいなところがある。出会い系を通じて知り合って、友人ではない形もありえた相手だけど、今友人をやれてることが幸せだなあと思う。前回会ったのは昨年のゴールデンウィークだから、1年弱ぶりになる。おたがい話したいことがありすぎて、逆にどうしていいかわからない状態になっていた。もうすこし頻繁に会いましょうと話して別れた。喋りに夢中であまり酔い加減を自覚していなかったのだが、別れてひとりで電車に乗って、本を開いてもまったく内容が頭に入ってこず、思ったよりまわっていたことにそこで気がついた。楽しかった。

連れも大学の友人たちと飲んでいて、けっきょく終電を逃して夜は帰ってこなかった。ひとりの家で日記を書いていたら前の夜の口論めいたものを思い出して、めちゃくちゃに落ち込んでしまった。もともと朝まで飲む顔ぶれだとは知っていたけど、あの会話が私の中でひっかかっているであろうことをわかっているだろうに、帰ってきてくれないんだ、と思った。